2010-01-01から1年間の記事一覧

VMWare vSphere 4.1系の日本語書籍

VMWare vShereもバージョン4.1がリリースされてから時間も経ち、ようやく枯れてきた。アーキテクチャや基本的な動作仕様がこれまでと大きく変わるようなものではないとは言え、実際の業務システムを設計・構築する上では仕組みやパラメータの意味合いなど、…

VMWare ESXi4.1をUSBメモリブート

以前、VMWare ESXi 4.0をUSBメモリでブートする の記事でESXiをUSBメモリにインストールする手順について書いたが、バージョンが4.1になってほんの少しだけ違いがあるので、備忘録としてメモしておく。■ESXiのUSBメモリへのインストール手順 isoイメージをVM…

Oracle Database PSR 11.2.0.2 リリース

2010年9月13日に Oracle Database PSR 11.2.0.2 がリリースされた模様。 9/13/10: Patch Set 11.2.0.2 for Linux is now available on support.oracle.com. Note: it is a full installation (you do not need to download 11.2.0.1 first). See the README …

Oracle 11gのパスワード大文字・小文字の区別

Oracle Databaseは11gから、パスワード文字列の大文字と小文字をデフォルトで区別する仕様になった。セキュリティの観点で考えればこれは当然好ましい仕様ではあり、Oracle社もこの動作をそのまま変更せず使用することを推奨している。ただ、実際のシステム…

Windows 2008 ServerのWindows UpdateがKB967723で失敗する

うちのWindows 2008 ServerのサーバーでWindows Updateを実施したところ、エラーコード:80070490で更新に失敗。KB967723はセキュリティ用の更新プログラムなので、あてておきたいのだが。。。対応方法を色々調べ、%SystemRoot%\SoftwareDistribution\Downloa…

VMWare vSphere 4.1 リリースでvMotionが低コストで提供可能に

先日、VMWare vSphere 4.1リリースのアナウンスがされた。色んな立場の方が色んなことを感じたと思うが、なんといってもこれまでvSphere 4.0ではAdvanced以上のエディションを購入しないと使用できなかったvMotionの機能が Essentials PlusとStandard Editio…

PostfixでOP25B(Outbound Port 25 Blocking)対策

イーモバイルでインターネット接続しているPCに、VMWare Server 2を導入しLinuxサーバを用意してみた。仮想マシンは、VMNatを使用しホストPCのイーモバイルの回線からインターネットに接続する構成。手元でシェルスクリプトのデバッグなんかがすぐにできると…

VMWare vSphere4.0 ESXiの電源管理設定の変更(省エネ化)

VMWare ESXiではCPUの電源管理設定として、デフォルトでは静的モード(static)が選択されている。私が個人的に使用しているESXiホストでは常時それほど多くの仮想マシンが動作しているわけではなく、またCPUリソースを大量に消費する種類のサーバではないため…

インターネット越しにvSphere ClientでVMWare ESXiコンソールに接続

これまでインターネット経由でリモートのVMWare ESXiホストの管理コンソールにアクセスする場合は、ESXiホストの管理IPにアクセス可能なLAN内のWindowsマシンを経由し、そこからvSphere Clientでアクセスしていたのだが、手元のPCから直接接続できないかと考…

yum更新中のNW障害により、その後のyum実行時エラー

Linuxサーバのパッチ適用をyumで行っていたところ、ネットワーク障害が発生。ネットワーク復旧後、再度yumによる更新を行おうとしたところ以下のエラーが発生。実行中のyumのトランザクションが残っている状態。やっぱり。。 There are unfinished transacti…

Movable Type5で「Crypt::DSAがインストールされていません」

CMS

MT(Movable Type)では、$MT_HOME/mt-check.cgiを実行することでサーバにインストールされたMTに関連したPerlモジュールの導入状況を確認できる。今回は、MT 5.01以下のバージョンのmt-check.cgiによる環境チェックで、実際には導入されているはずのオプショ…

Zabbixのicmppingアイテム動作不具合

ZabbixをDRBD+heartbeatを使用したHAクラスタ構成で導入した環境で、icmpping(StandAloneテンプレートに付属)アイテムによる状態取得が正常に行えない事象に遭遇した。Zabbixのバージョンは1.6.x系と1.8.2、64bit/32bit版など環境を変えて検証を行ってみたが…

Oracle PFILE/SPFILEの優先順序

よく忘れてしまうので、Oracleのインスタンスパラメータを設定するPFILE(初期化パラメータファイル)、SPFILE(サーバパラメータファイル)の読み込み順序に関するメモ。初期化パラメータファイルの格納場所は以下の通り。 UNIX :$ORACLE_HOME/dbs Windows :%…

Muninの「Pango-WARNING **: Invalid UTF-8 string passed to pango_la」エラー

自宅のサーバ環境の移行をしていて、以下のようなエラーを発見(root宛てメールは管理者宛に転送しているのでメールで検知)。サーバの環境はCentOS 5.4 64bit(カーネル:2.6.18-164.15.1.el5)、Muninはmunin-1.2.5-2.el5.rfを使用している環境である。おそら…

Zabbix 1.8でグラフ/マップの文字化け

Zabbixも1.8がかなり浸透してきて、日本語環境でもそろそろ安定したのかな?ということで、自宅の監視環境を1.8にバージョンアップ検証中。ユーザ言語を日本語にして使ってみたところ、グラフとマップに文字化けが。。というわけで、今回はZabbix 1.8を日本…

バッチの中でのWindows環境変数の取り扱いメモ

最近はWindowsプラットフォームを扱うことが多く、微妙にハマりそうな落とし穴もあったのでメモしておく。まずは基本から。取り出した環境変数の文字列の一部を置換する場合は、%環境変数名%の終端「%」の部分を「:X=Y%」とすることで、X⇒Yという文字列置換…

WindowsプラットフォームでのSleep処理の実装方法

Windowsプラットフォーム上のバッチでスクリプトを組む場合、sleep処理を挟みたい場合にどう実装するか、なかなか悩ましい。バッチの実装がbatなのかvbsなのか等、何が最適な実装なのかはケースバイケースにはなるが、今回は備忘録を兼ねて簡単な実装方法を…

443以外のSSLポートをSquidでプロキシするには

気がつけば随分久しぶりの更新。書き留めたいネタも溜まってしまったので、徐々にまた書いていきます。今回はSquidを使用したプロキシで、443以外のポートを使ったSSLサイトへのプロキシの仕方について。例として、こんな状況を考えます。 目的のサイト(443…