2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧
今回はLinux上でPostgreSQLやMySQLなどのDBMSを使う場合のLinuxカーネルチューニングについて。共有メモリ(shmallやshmmax)については設計時にもれなく設定の確認などをしている場合がほとんどだと思うが、それ以外のTipsとして、今回はLinuxのメモリオーバ…
PostgreSQLなどをはじめ、DBMSを動かすサーバでは一般的にカーネルパラメータshmmax、shmallのパラメータの変更が行われる。この設定変更に関する情報はWebの色んなサイトにあるが、一部のサイトでは誤った記載が間々あるように思う。というのも、「shmallと…
前回(MySQL table_cacheの設定に関して)に引き続き、MySQLネタ。自宅システム内の32bit Linuxプラットフォーム上のMySQLで、mysqld_safeのログに気になるメッセージ。今回はこの件について考える。ポイントとなるパラメータはmax_join_size。これは、一回の…
久しぶりにMySQLネタ。今回はtable_cacheの設定に関するお話。 table_cacheの意味と仕組み まずはじめにtable_cacheの意味をおさらい。table_cacheは1度開かれたテーブルをメモリ上に維持しておき、再利用することでテーブルを開くことによる負荷を低減する…
自宅サーバの運用機能をメンテしていて、mailコマンドで添付ファイルを送りたくなったのでちょっと調べてみた。結論としては、uuencodeコマンドとmailコマンドを組み合わせれば実現できる。私のメイン環境はCentOS 4/5系(32/64bit)なのだが、uuencodeコマン…
psql経由でSQLを実行するときに、対話でのパスワード入力をせずにワンライナーで行いたい。pg_hba.confの設計・設定次第だが、trust以外の設定(md5等)ではpsql接続時にパスワード入力を求められる。手動操作やJDBC接続時などは問題ないが、Linuxプラットフォ…
IPv6を無効化したLinuxプラットフォーム(CentOS 5.3)上で、RPMインストールしたPostgreSQLサービスを起動すると、以下のようなメッセージが /var/lib/pgsql/pgstartup.log に出力されてしまう。 LOG: could not create IPv6 socket: Address family not supp…
最近仕事でPostgresSQLを使う場面が増えてきたので、改めて勉強し直し。8.X系になって以前と変わっているパラメータなども多いため、詳細設計やチューニングをするにあたって重宝している本を紹介。なかなかの良書です。PostgreSQL完全機能リファレンス作者:…