LinuxのFirefoxでJavaアプレットを使用するには

サーバメンテナンス経路として、「Linuxサーバ経由でHP iLOのリモートコンソールに接続したい」という要件があり色々思案した際のことを書いてみる。まずは経緯から。
iLOのリモートコンソールはInternet Explorer専用だったなぁという記憶を辿りつつ、CentOSにwineを入れてLinux上でIE6を動かしてみたのだが、いざiLOに接続してみると「iLOWebページを表示するには、ご使用のブラウザがHTTP1.1をサポートしている必要があります(後略)」のメッセージ。Linux上のIE6でインターネットプロパティを見ると「HTTP1.1を使用する」にチェックが入っている。アレレ?・・・というわけで方針を変え、iLOのリモートコンソールにIEのシングルコンソールを使うのを諦め、firefoxを使ってJavaアプレットベースのリモートコンソールを使うことにした。

FirefoxJavaアプレットを表示させるには、他のアドオンと違ってクリックだけでインストールすることはできないようだ。今回は、CentOS 4にインストールしたFirefox3.0でJAVAを使う方法をメモとして記録する。

1. JRE for Linuxをダウンロード
2. ダウンロードしたファイルを実行。適当な場所に配置


# 実行例
# ./jre-1_5_0-linux-i586-rpm.bin
# mv ./jre1.5.0_09 /usr/java/
3. 解凍後に出来た、Plug-inファイルをFirefoxのPlug-inディレクトリにリンク

# Firefoxのインストール先が「/usr/lib/firefox-3.0.10/」の場合
$ cd /usr/lib/firefox-3.0.10/plugins
$ ln -s /usr/java/jre1.5.0_09/plugin/libjavaplugin_oji.so
4. Firefoxを実行している場合には、一旦終了して再実行
5. Firefoxのアドレスバーに以下のコマンドを入れて、ロードされているPlug-inを確認