Apache Jamesでのメールリレー設定

Apache Jamesベースのメールサーバーでは、デフォルトで127.0.0.1からのリレーのみを許可するよう構成されている。外部ホストからメールリレーを行いたい場合は、Jamesの設定(JAMES_ROOT/apps/james/SAR-INF/cofig.xml)を変更する必要がある。具体的な設定箇所としては以下の通り。



relay-denied
550 - Requested action not taken: relaying denied

SMTPAuth使用でIP制限が不要な場合は、上記設定をそのままコメントアウトすればよい。IPアドレスの許可対象を変更する場合には、以下のように許可したいアドレスをカンマ区切りで記述すればよい(下記例ではワイルドカード指定)。


relay-denied
550 - Requested action not taken: relaying denied

なお蛇足だが、JamesでSMTPAuthを使用する場合は、config.xmlの「authRequired」のタグをtrueにすればよい。この設定で、送信時にSMTPAuthが必要になる。詳細についてはドキュメントを参照すること。

参考:c9日記 -カタヤマンがプログラマチックに今日もコードアシスト